2017年12月25日(月)10:58

標高差1200m!やっぱり塔ノ岳のバカ尾根はトレーニングには最適

地元、神奈川なので、よく来ているつもりになっている丹沢 塔ノ岳だが、振り返ってみると昨年のクリスマスイブ12月24日以来、ほぼ1年ぶり。

通常、山に登らない土日は、8~10キロ程度、ジョギングをして山に登る体力を維持するように心がけているのだが、心肺機能は鍛えることができても山に登る筋力はやっぱり全く別で、ここ最近、二度、雪の八ヶ岳に行ってきたが、冬靴にクランポンを付けての雪山歩行で硫黄岳に登っただけで足が疲れてしまった。

年末か1月初めに予定している次の八ヶ岳では赤岳に登ろうと思っているので、今のままではいけない。トレーニングとして丹沢 塔ノ岳に登ることにした。

 

午前8時前に登り始める。雪山でクランポンを付けた想定で安定した一歩一歩をしっかりと踏みながら登る。

塔ノ岳に登るのはもう30回近いだろう。それでも、やっぱり「バカ尾根」と言われるだけのことはある、相変わらず安定した階段地獄だ。

この階段によって、自分の歩幅に丁度いい一歩を刻むことができず、半ば強制的に決められた一歩を踏み出さなければいけない。トレーニングとして登るには間違いなくいいコースだ。

しかも登山口から3時間そこらで、1200メートルの標高差を登り上がる。アルプスと言えどもなかなかお目にかかることができないバカ坂。

 

10時20分塔ノ岳山頂に着く。トレーニング登山と思ってきたので、山頂を踏んだらすぐに下りるつもりだったのだが、雲ひとつない快晴の上に、12月終わりとは思えないほど暖かさ。山頂の尊仏山荘でビールを買って1時間半ほど長居した。

 

およそ1年ぶりに登った塔ノ岳は相変わらず、景色も良くいい山だった。

トレーニングにもなるし今冬はもっと来る機会を増やしたいと思うが、同じ山にいつも一人で登るとなると、やっぱり退屈になる。誰か一緒に登ってくれないものか…

 

ルートマップ

ルートデータ

入山日
2017/12/23
下山日
2017/12/23
距離
13.1km
最高点
1490m

ルート評価

8pt

景色の良さ

7pt

雰囲気の良さ

7pt

きつさ(体力)

3pt

難しさ(技術)

今回のトレッキング

10pt

天気の良さ

10pt

気象条件の良さ

5pt

ルートの静かさ

7pt

ルートの歩きやすさ

トレッキングレポート

小田急渋沢駅から見る丹沢表尾根の山々。今日は天気予報通り雲ひとつない快晴だ。
12月も終わりというのにまだモミジの紅葉が残っていた。
丹沢名物、通称バカ尾根の階段地獄!花立山荘手前の先の見えない階段が一番しんどい...
階段を登り切った花立山荘から、ご褒美のように美しく見える富士山。
ここが、僕が思う塔ノ岳コース最高のビューポイント。個人的に「滑走路」と呼んでいる。相模湾に向かって飛び出せそう。
塔ノ岳1490mの山頂に到着。多くの人で賑わっている。
西丹沢の深い深い山塊の向こうに富士山。もう6~7年前になるが、ずっと富士山の麓 山中湖まで避難小屋泊で歩いた。久しぶりにまた行ってみたい。
相模湾の東側、三浦半島方面と手前に江の島。
相模湾の西側、伊豆半島方面。
山々の間から、方向的に、おそらく北アルプス。笠ヶ岳から北に連なる尾根じゃないかと思うのだが、正確には分からない。
山頂で寛いで富士山を眺める人々。今日は暖かいのでみんな居心地が良さそう。
海に浮かんだように見える伊豆大島を眺める登山者。
下山するといくつもある無人販売所。みかんを買った帰った。他に白菜、ねぎ、人参など、色んな旬野菜が安く売られている。
今日履いたキャラバンの登山靴。実は10年前に登山を始めた時に最初に買った登山靴。まだまだ全く使えるのだが、数年前、それまでは、何ともなかったのに突然、足の親指の爪に血豆ができて以来履いてなかった。

元々のソールを薄いものに変更して、つま先に多少、余裕ができるようにしてみた。血豆ができるようなことはなかったが、下山途中、やはりつま先が痛くなった。

昔は全く問題なく履いていたのにどうして突然、サイズが合わなくなったのだろう…

捨てるにはまだ惜しい。何かいい方法はないものだろうか…

データ

  • 入山日: 2017年12月23日(土)
  • 下山日: 2017年12月23日(土)
  • 登山エリア: 丹沢山塊
  • 登山ジャンル: ピークハント登山
  • 登山スタイル: 日帰り
  • メンバー: ソロ
  • 天候: 快晴、ほぼ無風
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