2011年以来3年ぶりの大菩薩嶺。前回は震災の1か月後に登ったが、今回も前夜に長野県で大きな地震があり地震後の登山になってしまった。その時の写真を見てみると前回もこの山に登る前に登山靴を新調していたので驚いた。
中央線の甲斐大和駅から登山バスに乗り上日川峠に向かう。標高1000mを越えたあたりから日陰に雪が残り、道路が凍結しているところもあるよう。連休の晴天予報に誘われてか上日川峠の駐車場は満車近かった。
今回のコースは全行程で3時間半ほどで登山というよりはハイキング。風もなく11月の終わりとは思えないほどのポカポカ陽気で、陽が当たるとジャケットを着ていると暑いくらい。
樹林帯を抜けると笹原が広がり気持ちいい。この笹原を稜線まで上がりきると今日の登りはほぼ終了。あとはゆるゆると下るだけ。10分程で行ける地味な山頂を一応踏んで戻って雷岩でカップラーメンを食べる。雲一つない快晴、目の前に富士山がどんと構えて素晴らしい。昼食後、大菩薩嶺のハイライト 富士山を眺めながらの稜線歩きを大菩薩峠まで楽しんで、林道を下って上日川峠まで戻る。
帰りに田野温泉「やまと天目山温泉」に立ち寄る。すべすべぬるぬるのとてもいい泉質。塩素臭はなし。加温はしているようだけど源泉かけ流しのよう。露天もあり風呂は広いのだが脱衣所が狭いので混んだ時は大変かな。
ずっと天気も良く暖かく、晩秋のとてもいい一日を過ごすことができた。