2010年12月25日(土)09:00

雲取山でホワイトクリスマス!

久しく丹沢以外に行ってなかったのでこのクリスマスの週末を利用して東京都最高峰の雲取山に行ってきた。 

「雪山って一体どんな感じなんだろう?」という好奇心はあったが、だからといって本格的にやる装備も、そして、まだそこまでの勇気もない。しかも2週間前に登った蛭ヶ岳で痛めたひざと手首がまだ少し気がかりでもある。でも、行きたい...ある程度、入門的に雪山を体験できる山はないかと色々と調べていると、前々から行こうと思っていた雲取山なら何とかなりそうかも?ということで行ってみることにした。 

天気予報ではクリスマス寒波が来て、今年一番の寒さになり、強風が吹き荒れる...ということで正直行くのを止めようかと最後の最後まで迷ったが、結果、すごく綺麗な雪景色を見ることができ、とても満足感と達成感があるちょっとした雪山体験ができた。 

ただ指先と耳はとても冷たかった。グローブとビーニー(ニット帽)は、もっと厚手のものを持っていかないといけないなと感じたのと、ハイドレーションシステムのチューブ部分が凍ってしまう対策が必要だなと思った。 

 

ルートマップ

ルートデータ

入山日
2010/12/25
下山日
2010/12/25
水平距離
22.6km
最高点
2,017m

トレッキングレポート

6:46 鴨沢スタート!
所畑には駐車スペース。ここに駐車すれば登りを20分位短縮できそう。
杉林を進みます。
家屋跡。かつてこの辺りには人が住んでいたんでしょう。
ふかふかに落ち葉が敷き詰められた道。
8:10 堂所到着。
次第に視界が開けて、木々の感じも登山道っぽくなってくる。
今日も綺麗に富士山が見えます。
七ッ石山を経由せずに雲取山へ。
石がコロコロと落ちていた。
岩清水がつららになってる。
標高1600メートルくらいだろうか。積雪が現れてくる。
ふみ跡が多少硬くなって凍っているがアイゼンなしで進む。
陽があたらないところはこんな感じ。
9:06 ブナ坂到着。
ブナ坂からは見通しの良い開けた防火帯を進んでいく。
今日も富士山をパチリッ!パチリッ!と何枚も取る。
前方に見えるのは飛龍山?
ヘリポート広場。中央奥の山が雲取山だ!避難小屋が見えてテンションが上がってくる。
奥多摩小屋。微妙にコーヒーの匂いが漂ってくる感じがして寄りたくなった。
ヨモギノ頭に向けて登ります。
ヨモギノ頭から歩いて来た道を振り返る。
ここを登り切ったところがついに山頂だろうか?
30センチ以上は積もっているだろうか。
雲取山はまだまだ先だった...
ザ雪山っていう風景!つい新しいふみ跡をつけたくなる衝動に駆られる(笑)
ここからもまた雪景色に映える富士山
間違いなくあそこが山頂だ。あと少しあと少し!
山頂避難小屋に到着。その内ここに泊まってみたい...
避難小屋から1分程登ったところが本当の山頂。
達成感で気持ちいい!
東方向。ひときわ高い山は日光白根山かな?
南西方面。雪が降ってるように見える。こっちに来るなよー。
避難小屋の温度計はマイナス5℃。おにぎりを食べて熱いジンジャーチャイを飲む。
天気が良くて東京スカイツリーがくっきりと見えた。もうちょっといいカメラが欲しい...さぁ下山開始!
いつも登っている丹沢の山なみ。初日の出のご来光を拝みに元日は丹沢に行こうかなぁ。
今日もずっといい天気だ。
ブナ坂到着。七ッ石山経由で帰るか迷ったが今日は早めに温泉に行きたいのでまた来年。
雪がなくなったのでアイゼンを外す。このモンベルの軽アイゼンはゴムバンドでとても使い勝手がいい。
下に下りてきてだいぶ暖かくなったなと感じたが霜柱は朝と変わらず。
朝通った時、こんな大きな木があっただろうか?
とても寒かったけど、今日も一日いい天気でありがとう!
14:03 鴨沢に無事到着。
鴨沢から車で10分ほど青梅街道を山梨側に行った道の駅丹波山(たばやま)にある「のめこい湯」
硫黄泉でツルツルになるいい泉質だった。人も少なく穴場的でなお良し。大広間もあり寛げる。

データ

  • 入山日: 2010年12月25日(土)
  • 下山日: 2010年12月25日(土)
  • 登山エリア: 奥秩父連峰
  • 登山ジャンル: ピークハント登山
  • 登山スタイル: 日帰り
  • メンバー: ソロ
  • コースタイム: 往路コース : 鴨沢(6:46)~堂所(8:10)~ブナ坂(9:06)~奥多摩小屋(9:30)~雲取山(10:16) 
    復路コース : 雲取山(11:01)~ブナ坂(12:01)~鴨沢(14:03)
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