ルートマップ
ルートデータ
ルート評価
景色の良さ
雰囲気の良さ
きつさ(体力)
難しさ(技術)
今回のトレッキング
天気の良さ
気象条件の良さ
ルートの静かさ
ルートの歩きやすさ
トレッキングレポート
今回の登山口は、牧ノ戸駐車場から長者原(ちょうじゃばる)側に車で5分ほど下ったところにある、大曲から。3連休後の月曜日ということで、8時過ぎで3台ほどの空きスペースがあったが、休日は、早朝じゃない限り、まず、駐車できないと思った方がいい。
今回は、諏蛾守(スガモリ)越から坊がつるを経由して大船山(たいせんざん)を目指します。
もくもくと水蒸気をあげる硫黄山。風向きのよっては硫黄の臭いがしてくる。この山の麓まで砂防工事のコンクリートの道路が続いている。
荒涼とした風景の北千里浜。くじゅうは、緑に覆われたなだらかな山が多いけど、この一帯だけは火星のように無機質な景色が広がっている。
九州最高所1303メートルにある法華院(ほっけいん)温泉。もちろん歩いてでしかこれない山小屋にある日本秘湯の会の温泉です。ここに来るのは2度目だがまだ入ったことがない。今日は、下山途中に立ち寄って帰る予定。
長らくここ一帯にあるキャンプ場は、メインの坊がつるキャンプ場だけかと思っていたのだが、ここ法華院温泉の真横にもキャンプ場がある。何度も温泉に入ったり、すぐビールが買えたりなど、便利さをメインするならこっちの方がいいように思うが、雰囲気を楽しむならやっぱ坊がつるキャンプ場かな。
坊がつる湿原。長者原のタデ湿原もそうだが、この草原となだらかな山の風景がくじゅうだなって感じ。奥に見える山が、今日、今から登る大船山のピーク。
ふかふかの草地にある広い広い坊がつるキャンプ場。写真の一帯だけではなく、ちょっと歩くとススキの間に伸びた道の先にテントサイトがたくさんある。また今年も通り過ぎるだけだったけど、来年こそはテント持って帰って、ここに絶対に泊まるぞ!
キャンプ場にこんな自炊棟があり、火を起こして自炊してもいいなんて知らなかった。キッチン台も中央にあるし、やろうと思えばかなり本格的に料理できる。もちろん、この火場の向かいには流し付きの水道があります。至れり尽くせり。
坊がつるから1時間ほどもくもくと登ると段原。ここで一気に視界が広がり、その先に大船山のピークが切り立つ。夏のアルプス縦走で登山靴がダメになってから2ヶ月ちょっと山に登ってなかったので、400メートルそこらの登りだったけど、結構、疲れた。夏以来、体重も3キロ増えたしな。冬山が始まるまでにもう一度、鍛えなおさないと12本爪履いたら足が動かなくなりそう。
くじゅうは10回以上来ているけど、大船山に登ったのは今回が初めて。うちの町から眺めると一番、認知しやすいかたちをしているので、登りたいなとは思っていたのだがやっと来ることができた。快晴で陽ざしもあり、風はなく、空気も暖かく快適。
大船山の山頂にある御池(おいけ)。紅葉真っ盛りの頃に来るとこの池周辺が素晴らしいらしい。本当は、今年、それを見たかったんだけどな。
御池の水面まで下りてみる。確かにこの周りの森が紅葉していたら素晴らしいだろう。見たかったな。来年は、紅葉の時期を狙って帰省しよう。ミヤマキリシマの時期にも帰りたいな。
山頂付近で1時間くらいのんびり過ごした。暖かく居心地が良かったので、まだまだ居たかったが、今日のもうひとつの目的は法華院温泉に入ること。さて、あの湿原を目指して来た道を折り返します。
米窪。うちの町から見た時に右側に平に見えるかたちの部分は多分この部分なんだろう。
「法華院温泉に入る」という長年の目標がやっとかなった。
16時半、下山終了。せっかく法華院温泉で湯船に浸かったのでなるべく汗をかかないようにゆっくりゆっくり下山。平日の夕方で人も全くいなかったので、途中、北千里ヶ浜で自撮りの練習をしたが全くダメ。このブログの写真にもやっぱり少し人が映り込むともっと紀行っぽくなるだろうと、そういう写真を撮りたいのだが、ポーズがどうしても不自然極まりないし、自分が映り込むとやっぱ好きになれないので、全写真ぼつ。どうすればアウトドア雑誌のように自然に映り込むことができるのだろうか…模索中。