2010年8月07日(土)10:18

最近山登りを始めた友だちに誘われて初めて九州以外の山に登った!

最近山登りを初めてた長野に住んでいる友人に誘われて八ヶ岳に登った。昨年、ちょっとした思いつきで帰郷大分に帰省した時にくじゅう山に登ったのが中学生以来20数年ぶりだった。山頂に立つととても達成感があり気持ちが良かったが、だからと言って山登りを趣味として始めるところまではならなかった。

初めて登る九州以外の山、ましてや九州本土最高峰のくじゅう山より、もう1000メートルほども高いということで、ちゃんと登れるだろうかとちょっと心配だったけど、昔とった杵柄というところか、まだ体力だけはいっちょ前に残っていて、あまり苦労することなく楽しく登ることができた。

早朝から登り始めて森林限界を抜け眼下に広がる雲海を見た時の清々しい気持ちが何とも言えなかった。フライフィッシングをするために山に入ることはいつものことだったけど、山登り、もしかして楽しいかも?(笑)

下山すると、また、どこか別の山へ行ってみたいという気持ちになった。

ルートマップ

ルートデータ

入山日
2010/8/7
下山日
2010/8/7
水平距離
7.7km
最高点
2645m

トレッキングレポート

唐沢鉱泉から登山道の登りに差し掛かってからすぐにこんなメルヘンチックなキノコが生えていた。
セミの鳴き声を聞きながら静かな森を歩く。
見晴らしのいい場所に出ると一面の雲海が広がっていた!今まで見たことのない景色。空気も清々しい。
どこまでも続く緑の絨毯。
青い空に向かって白い雲が沸き立ってくる。
林の向こうに今から目指す天狗岳がちらっと見える。
北側には、雲の間から蓼科山が時々ちょこっとだけ頭を出す。
森がところどころ縞模様になるように木々が枯れたところがある。友人によると縞枯れ現象というらしい。
勢いよく登山道をどんどん登っていく友人。
西天狗岳が近づいてきた!が、ここからいったん下って、登り返さなければならないようだ…
次第に標高が上がってくると八ヶ岳の遠くの山々まで見えるようになってくる。
縞枯れ現象の正に現場。どうして、部分部分ずつがまとまって枯れていくのだろう…
西天狗岳山頂到着!九州の山以外で初めて踏んだ山の頂。2645メートル。こんな高さまで登ってきたのは初めてだ。ちょっと感動。ただ、雲に覆われてしまって景色が見えない。
あちらに見える山が東天狗岳。あちらの頂にも行くらしい。あらちとこちら、全く別の山のように見えるのだけど、これらは、ひとつの山に二つのピークがある山で「双耳峰」というらしい。

次第に雲が抜けてきた!
どんどん雲が風に流されていき、どーんとカッコいい八ヶ岳の峰々が現れ始めた。
西天狗岳から下りてきて、東天狗岳へ登り返します。
東天狗岳登頂!またまた、雲が広がってしまった…
しかし、しばらくするとまたしても一気に雲が抜けて素晴らしい景色が目の前に現れた。
向こうにずっと続くいていく気持ちが予算そうな登山道が見える。歩いて行ってみたい。
振り返って、さっき登っていた西天狗岳。
山頂を充分に満喫して黒百合ヒュッテという山小屋に向かって下り始める。見える街は佐久とか小諸になるのかな?
気持ちがいい平らな土地が広がっている。八ヶ岳の南はごつごつした岩のアルペンっぽい急峻な山で、一方、今、見ている八ヶ岳の北側は、苔生した森が美しいなだらかな山が広がっている。
今は干上がっているがけど、春先にはここに池があるらしい。ごつごつした大岩が転がっている登山道を歩いていく。
黒百合ヒュッテで500mlのビールを買って飲む。最高にうまかった!黒百合ヒュッテは今まで想像していた山小屋とは全く違うオシャレな雰囲気漂う小屋だった。

だけど残念ながら写真取り忘れた…

また、もののけ姫に出て来そうな苔生した森に入って下っていく。
達成感がある長い夏の一日だった。そして、とてもいい誕生日を過ごすことができた。登山口、唐沢鉱泉に向けてくだる。

楽しい一日をありがとう!!!

データ

  • 入山日: 2010年8月07日(土)
  • 下山日: 2010年8月07日(土)
  • 登山エリア: 八ヶ岳周辺
  • 登山ジャンル: ピークハント登山
  • 登山スタイル: 日帰り
  • メンバー: 2人
  • 天候: おおむね晴れ
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