昨年5月以来二度目の鳳凰三山。前回は夜叉神峠から日帰りピストンだったが、今回は御座石鉱泉から小屋どまりでゆっくり回った。この連休、本当は仙丈ケ岳に行くはずだったがあまりに混雑しているということで急遽鳳凰三山に変更。ヤマレコのレポートを見ると鳳凰三山と谷を挟んだ仙丈ケ岳はずっと雲に包まれていたようで変更して大正解だった。残念だったが確かに二日間とも北岳・仙丈ケ岳・甲斐駒ケ岳を全く拝むことはできなかった。
ルートマップ
ルートデータ
エリア
南アルプス
入山日
2012/7/15
入山口
御座石鉱泉
下山口
御座石鉱泉
トレッキングレポート
Day1 : 7月15日 (日) 御座石鉱泉~鳳凰小屋~観音岳~鳳凰小屋

御座石温泉の駐車場は無料。有料(750円/日)の青木鉱泉には100台以上の車が止まっていたがこちらはガラガラだった。

はじめてみたギンリョウソウ

旭岳山頂。急登もあと少し

雲の上にあがってきた。

燕頭山(つばくろあたまやま)。ここからはぐっとなだらかな道。

地蔵岳のオベリスクが見えた!

沸き立つ雲

コイワカガミ


テント場。この後、このサイトはテントでいっぱいになった...

今夜の我が家。さすが「海の日」。夕方には30センチ間隔でテントが並んだ...スペースがなくなり、遅く到着した人は小屋に泊まってもらうようになったらしい。

トラバース道経由で最高峰 観音岳に向かう。花崗岩と白砂の美しい稜線

観音岳山頂を眺める


薬師岳。ピーク奥の盛り上がった雲のところが雲に包まれた富士山

地蔵岳 オベリスク。たくさん撮ってしまう。カタチがとにかくカッコいい

ちょこっとだけ富士山の稜線が見える

ひさしぶり!

今日の宿 鳳凰小屋。とにかく水が豊富にある。焼酎の水割りがとてもうまかった
Day2 : 7月16日 (月) 鳳凰小屋~地蔵岳~鳳凰小屋~青木鉱泉

翌朝3時50分。地蔵岳から朝日を見るため暗いうちに小屋をスタート。登ってる途中、少しずつ明けてきた。

朝焼けと雲海

雲海に浮かぶ富士山。あの上には今、何人の登山者がいるのだろうか...

オベリスク直下まで行き日の出る東側に回る

言葉がなくなる...

今回撮った中で一番好きな写真



オベリスクより。写真ほどは斜度はない



砂地の登りはアリ地獄のようにきつかったが、下りは膝に負担なく走り降りることができ快適

小屋のオヤジ。鳳凰小屋の人たちは皆気さくで、大勢の宿泊者にもかかわらず本当にアットホームすごせた。また秋になったら行こうと思う。

下りはドンドコ沢から。ドンドコ沢はとにかく長く、滑る急な岩場がそこかしこにある。また崩壊地の危険な巻きもあり、下りに使うのはちょっと危ない感じだった。

ありふれた表現しかできないが、ジブリ作品に出てきそうな美しい森だ


五色の滝

白糸の滝

南精進ヶ滝

趣のある青木鉱泉。鉱泉なんで沸かしてあるのだが結構熱いらしい。混んでるというのでここでは温泉に入らなかった。入浴料1000円