ここ最近、この夏に始めたサーフィンにハマりまくっていて。いや決して山に魅力を感じなくなったという訳ではないのだが、朝起きてウェットスーツをきて自転車にサーフボードを載せて5分で遊び場につき毎日1~2時間だけ楽しむことができるサーフィンに対して、来る週末に行けるかどうか天気予報をずっと眺め、行けるとなったら前もって食材の買い出しをし、前日は忘れ物がないように入念にパッキングして、当日は早朝に起きて、時によっては混雑した特急に立ちっ放しでアクセス、そしてやっと登り始めることができる山がちょっと煩わしくも感じ、何となく雨や台風のせいにして山はお預けにして、すぐに楽しい快感が得られるサーフィンを優先しきった今夏を過ごしてた。実際、この夏は少なくとも40日以上は海に入っていたと思う。
ルートマップ
ルートデータ
入山日
2019/7/6
入山口
蓼科山登山口
下山口
竜源橋
エリア
八ヶ岳
トレッキングレポート

女乃神茶屋近くの蓼科山登山口から登り始める。3度目の蓼科山登山、ここから登るのは初めてだ。

登山口から緩やかな笹原を歩いてきてここから本格的な登りに入る。ここ最近の雨で石が濡れているので滑らないように気をつけて登る。

カラマツかな?コメツガかな?(コメツガはもう少し幅広かな?)鮮やかに先端に伸びた黄緑色の新芽。

2200m程で視界が開けると雲海が広がってた。

同じ日に蓼科山に登った方のヤマレコを見るとこれはマイヅルソウのよう。

朽ちた切り株の上にもさもさとコケが生い茂っている。

白い花ってちょっと区別がつきにくいけど、このイチゴのような葉っぱはシロバナノヘビイチゴかな?

雲海の上に険しい頭を突き出した南八ヶ岳の峰々。中央最も高いのが赤岳。

こちら縞枯れの木々と雲上左に中央アルプス、中央に御嶽山、そして木々に隠れているけど乗鞍岳。

2400m過ぎで森林限界を抜けむき出しの岩々地帯に突入。山頂まであとちょっと。

広々した蓼科山山頂。曇ってはいるけど風もなく穏やか。さっそく持ってきたおにぎりを頬張る。

標高2530m、蓼科山山頂標識。このこのまわりで大学生のグループがかわるがわる映える写真をずっと撮っていたのでなかなか近づけず...どこでも山頂標識は写真撮り終わったらすぐに空けるようにしましょう。

広がる雲海と八ヶ岳、そしてその右遠くに南アルプス。

八ケ岳をアップでー。

山頂標識の向かい側に移動して北アルプス。北信の方は雲が切れて晴れ渡っているよう。

再び八ケ岳。

可愛らしく座っている写真を友だちに撮ってもらっているところをレンズを望遠してこちらからもパチリ。すいません、ちょっと人を入れた写真も欲しかったので勝手に撮らせてもらいました。その時は気付かなかったけどまわりをたくさんのイワツバメが飛んでいた。

山頂中央にある社にお参りする。

まだ早いのか?蓼科山がそういう山なのか?登る途中も期待したほど花がなかった。山頂の一部分にコイワカガミが咲いていた。

蓼科山頂ヒュッテ。さて下ります。

これはミツバオウレンかな?

こちらからはまだまだ多くの人が登ってきていた。7合目登山口から登ればコースタイム1時間40分で登れてしまうお手軽さ。

将軍平の蓼科山荘。山頂まで持って行って飲んだビールに続いて、ここではチューハイを買って飲む。

木に生えたコケ。ちょっと人工的な着色のような不思議な色。

こんな沢道をずっと下ります。とても歩きにくい。

下っていった先にある崩落地帯。このコースは雨が激しい時は通らない方がいいだろう。

崩落地帯を下って行くとロープが横切っていて、その先で登山道の赤マークに導くようにしている。まー迷うことはないだろう。

ちょっとコースタイムをオーバーして天祥寺原。やっと歩き易いところに出てほっとする。

天祥寺原にはその名の通り気持ちのいい笹原が広がる。

天祥寺原からさっきまで山頂にいた蓼科山を見上げる。まだ山頂は雲の上なのだろうか?

天祥寺原から竜源橋の途中にとてもコケが美しいところがあった。



竜源橋にゴール。何だか濡れた石がすべり歩きにくかったので距離・標高差以上に疲れた。