雪が降るなんて聞いてないよ!さらに強風予想だったので稜線歩きを避けて桜平から根石岳
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雪が降るなんて聞いてないよ!さらに強風予想だったので稜線歩きを避けて桜平から根石岳

八ヶ岳ハイキング。唐沢鉱泉から天狗岳に登ろうと思ったけど、登山口で予想外の雪だったので、桜平から根石岳に予定変更。

今日は天気が悪い予報だったたけど、歩き始めたら思わぬ快晴になる!それでも、風はビュービューでむちゃくちゃ寒かったので、やっぱり天狗岳までは行かなかった。

エビの尻尾生成中。寒さで駆け込んだ根石岳山荘、暖炉ありでもう天国過ぎだった。

ルートデータ

エリア

八ヶ岳

入山日

2024/11/06

入山口

桜平駐車場 (上)

下山口

桜平駐車場 (上)

ルートマップ

トレッキングレポート

Day1 : 11月6日 (水) 八ヶ岳山荘

夕方16時過ぎに八ヶ岳山荘に到着。今日は、ここの仮眠室に泊まって登山は明日。

八ヶ岳山荘前から見る沈んでいく夕日。

予約する時、この日は八ヶ岳山荘は仮眠室以外は休館と聞いていたが、隣のJ&Nも休みのよう。静かな美濃戸口。

今年5月に5年ぶりに八ヶ岳山荘に来たが、談話室にこんな八ケ岳コーヒーなどというエリアができているのを知った。

談話室で一杯始める。今日は同じ町内の友だちと来ているので酒をたらふく買い込んできた。

Day2 : 11月7日(木) 桜平~根石岳往復

薄曇りの寒い朝。「天気と暮らす」の予報通り天気が良くないが、しばらくすると雪が舞い始めた。

本来は硫黄岳に登る予定だったのだが、雪も降って、さらに稜線に出ると風が相当強そうだったので、もう今日は登るのを諦めようとも思ったのだが、根石岳ならほぼ樹林帯歩きで、稜線に出るのはちょこっとなのでそっちに行ってみようということで桜平に向かう。

桜平上駐車場まで行けば登山はかなり楽なんだけど道は相変わらず長いし荒れていた。ゲート近くに車を止めて歩き出す。霧氷が美しい。

夏沢鉱泉。うっすら雪が積もった中を歩く。ここまでは車道で歩きやすいがかなり急坂で息があがる。

オーレン小屋はすでに営業終了。小屋の壁に山小屋スタッフ募集の大きな看板があり「ネパール研修あり」とあった。研修でネパールに行けるの?!

今日は午後から晴れる予報だったのだけど回復が早く次第に青空が広がる。ただ稜線に吹いているだろう風の音が物凄い。

青空に真っ白な霧氷が映える。

箕冠山 (みかぶりやま) 。樹林帯を歩く限り気持ちがいい冬のハイキング

樹林帯を抜け佐久方面が見渡せるところまで来ると眼下に雲海が広がっていた。

根石岳までの稜線と根石小屋。写真では分からないけど爆風です。

根石岳までの爆風の尾根を20分ほど歩けば根石岳山頂。素晴らしい景色だけど寒い!

友だちと「もし行けるようだったら天狗岳まで行ってみようか」と話していたのだけど、風強いし寒いし稜線に出てすぐに諦めた。

根石岳山頂の霧氷

もはや珊瑚礁。

生成中のエビの尻尾。エビの尻尾は風上側にできる。

20分ほど山頂で一通り写真を撮ったら根石岳山荘に避難。

2018年の3月、その前年に北アルプスで出会った仲間たちとここに集まって泊まったことがある。そして、その中の二人が結婚した。コロナ以降、僕も山から遠ざかってしまい連絡も途絶えてしまったが、彼らは元気にしているだろうか。

マイナス8度...

根石岳山荘に入るとそこはもう天国のような暖かさ!

まずはビール!とはならなかった。温かな甘酒をいただく。

そして、カレーを食って、ビールを飲んで、さらにワンカップを飲んで...10時半から12時過ぎまでのんびり過ごした。2018年に来た時、ここ本館はまだ古い建屋だったがリフォームされてとても現代的にきれいになっていた。またここに泊まってみたい。

登山YouTuberかほちゃんのサインが。

快晴だが根石岳山荘を出ると再び爆風にさらされる。長らくぽかぽかの暖房の中にいたのでとても寒い。

佐久方面には相変わらず雲海が広がっている。

急げ!あの樹林帯に入ってしまえば取り合えず風だけは避けることができる。

オーレン小屋への下り道。硫黄岳を撮影する友。

桜平上駐車場まで戻ってきた。朝、雪が降り続いたら帰り危ないよなと思っていたが積もらなくて良かった。

八ヶ岳周辺はどこもここも鮮やかに紅葉が見頃だった。

もみの湯の前のイチョウ

帰る途中、車を止めて八ケ岳の全景を撮る

原村って四方八方どの方向にも名だたる山々を見ることができて本当に素晴らしいところ。